flowergirls library Ⅱ

「あ、こんにちはぁ」

「しかも普通に挨拶してるっ!?大出血してるのに!?」

「あ、ごめんなさい!家の前、汚してしまって・・・・ごめんなさい!」

「いや!自分の心配しなよ!?凄い血だよ!?ヤバいよ!?」

「あ、平気なので、取りあえず紫苑に話しかけてもらえますすすす?」

「わ、わかった!」

少女は紫苑に話し掛ける。

「ねぇ!君!放してあげなよ!死ぬよ?その人!」

「・・・・ッ!?あ、どうも、こんにちは」

紫苑はスグに手を離した。

ずっと揺らされてたから吐きそう・・・・ぅぷ。

「うわぁ!?蒼!?ごめん!また!?ホント御免!」

「・・・・別に良いけど・・・・立てないから手伝って下さい・・・・」

僕の足は目にもあてれないような惨い状態。

「わ、わかった!」

紫苑がスグに手を貸してくれた。








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