flowergirls library Ⅱ
「よし!やった!」
「いや、安心するのはまだ早い」
「・・・・なんで?」
「帝に彼女は渡さないようにしなきゃ」
「そこまでか・・・・」
「なんのはなしだい?」
雪が割り込んできた。
「未来の君と世界を守るための話。だよ」
ニッコリ笑って答えた。
「あたしを?そんなことをしなくてもあたしはあたしで守れるよ」
不思議そうに聞いてくる。
「正確には君の魂を。だけど」
「ふ~ん・・・・あ、ねぇねぇ!未来ってやつの話、あたしにも聞かせて!」
「・・・・いいよ。話してあげる」
そうして話始めた。
今の現状を。