flowergirls library Ⅱ
「どーぞ」
「どーも」
紫苑はゲームに夢中。
「楓~」
紫苑はゲーム機をテーブルに置いた。
画面には『gameover』の文字が並んでいる。
また、負けたのか・・・・。
因みに紫苑がやっているゲームは
主人公の化け狐を操作して、悪の妖怪を倒していく。
という、バトルゲームだ。
「どうしたの?紫苑」
テーブルに顎を乗せている紫苑の頭を撫でる。
「外寒い?」
「分かんないなぁ~」
「そっかぁ~」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・。紫苑」
「何だよ?」
「雪降ってるみたいだよ?」
「え?まじ!?」
頭をあげた。
「初雪だ!初雪だよな!?」
「そうだね」