flowergirls library Ⅱ

「どーぞ」

「どーも」

紫苑はゲームに夢中。

「楓~」

紫苑はゲーム機をテーブルに置いた。

画面には『gameover』の文字が並んでいる。

また、負けたのか・・・・。

因みに紫苑がやっているゲームは

主人公の化け狐を操作して、悪の妖怪を倒していく。

という、バトルゲームだ。

「どうしたの?紫苑」

テーブルに顎を乗せている紫苑の頭を撫でる。

「外寒い?」

「分かんないなぁ~」

「そっかぁ~」

「・・・・」

「・・・・」

「・・・・。紫苑」

「何だよ?」

「雪降ってるみたいだよ?」

「え?まじ!?」

頭をあげた。

「初雪だ!初雪だよな!?」

「そうだね」








< 170 / 174 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop