flowergirls library Ⅱ
「死にたい。殺して下さい。死なせて下さいぃ
ぃぃぃぃぃぃ・・・・」
ぽそぽそと暗闇斗が呟いている。
「・・・・なぁ、暗闇斗。何でそんなに死にたいんだ?」
俺は暗闇斗に聞いた。
「・・・・スイマセン」
と言って俯いた。
「いや、話さなくても考えは分かるからそれで話そう」
「・・・・有り難う御座います」
暗闇斗は木の陰に俺を連れてきた。
「皆から離れる必要があるのか?」
「・・・・僕は・・・・使えないんです。それに・・・・彼等は知らない方が良いから・・・・」
暗闇斗は更に暗い顔をした。
「・・・・そうか」
それだけ返した。
「・・・・それでは・・・・聞いて下さい・・・・僕の・・・・
僕と蒼の話を・・・・」