flowergirls library Ⅱ
「・・・・あの」
「はい?何ですか?」
「・・・・質問、まだ続くの?」
「あ!ごめんなさい!私だけ話しちゃって・・・・
で、どうなんですか!?」
僕は今、絶賛質問責めされ中です。
「いや、構いませんが・・・・」
「なんか本当にスイマセン・・・・後一つだけ、良いですか?」
「何ですか?」
「何で、旅をしているんですか?」
「死にたいからです」
少女の質問に即答してみた。
「え?」
「死にたいからです。僕は今、とてつもなく死にたいんです。でも、死ねないんです。死のうとしたときに必ず目眩がして・・・・」
「・・・・な、何かの冗談ですよね・・・・?」
苦笑いしながら聞いてくる。
「本気、ですよ?当たり前じゃないですか!
じゃなきゃ、僕は此処にいません」
微笑んでみた。
「何で死にたいんですか?何かあったんですか?」
「・・・・まあ、有りました。・・・・僕はこの辺で」
「ま、待って下さい!」
少女は僕を呼び止めた。
「まだ何か?」
「いつまで、この町にいるんですか?」
「そうですね・・・・そろそろ、出国しようかと」
「わ、私も!連れて行って下さい!」
え?