flowergirls library Ⅱ
「蒼!紫苑は・・・・寝てるか」
暗闇斗が呆れ気味に言った。
「紫苑、離してくれた?」
「・・・・離してくれたなら良いんだけどさ」
「だよな~。・・・・しっかし」
暗闇斗が紫苑を見た。
「紫苑、可愛いな~。蒼にしがみついて寝るなんてさ」
暗闇斗は静かに微笑んだ。
「うん。そう・・・・なんだけどさ・・・・」
「ん?どうしたんだ?」
「暗闇斗・・・・こっちきて」
「あぁ」
暗闇斗が近寄ってくるとわき腹を抓った。
「いてぇ!何す「痛いよね?」
「あ、あぁ」
急に遮られたから、暗闇斗は驚いている。
「・・・・それを長時間やられたらどうなると思う?」
「!まさか!」
「・・・・そのまさかだよ。・・・・始めは痛かったんだけど・・・・痛みを感じなくなってきたんだ」
「・・・・マズいだろ!それ!」
少し声を荒くしていた。