愛 うん、悪くない響きだ
結果は誰にも分からない
熱烈な愛の言葉にほだされた。

甘い囁き、陽気な言葉、そして感じた。

「あぁ、この人は私を楽しませてくれる」

何故?なんの確証もない男に。

何故?今日初めて会った男に。

何故?ほだされた?

「私は楽しみたい。今に満足していない。この人は、そんな不安や不満を少なからず軽減してくれる」

さて、この考えは正当なのか。

考え、答えを出した。

「正当」

だと。

本作の主人公…。

誰でも良いが、この女性を主役と仮定し物語の序章を始めよう。

あぁ、名前だな。

そんなものは何だって良いだろう。

「ルーワ」「アプレット」「ミモザ」「ミーヤ」

あえて東洋の名前も捨て難い。

うん、ならば東洋、西洋にある名前にしよう。

「レイラ」

うん、悪くない。

「レイラ」

良い名前だろう。

さぁ、レイラ。

お前は、どんな人間なんだ。
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