Dream×Dream
「痛……くないや」

体中を見てみる。どこもケガをしていない。
立ち上がってみると、普通に歩けそうだった。

「ここ、どこだろう…」

自分の姿だけがはっきりしていて、まわりは何も見えない。どこに向かえばいいのか、これからどうなるのかもわからない。

でもこれって夢だろうし、何かしてれば勝手に話は進むはず!

「よーし、とにかく歩こう!たぶん…あっち!」

何も考えず、思った方向に歩き始めた。

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