好き嫌い。
現在進行形・2
その1
どれくらいぶりだっけ?
陵と別れたのが20歳の時だから…やだもう、8年間ご無沙汰なの⁈
そりゃ痛い筈だわ…。
…なんて考えてた。痛いから、何とか違う事を考えてみたのだけど、無意味だと分かって辛い。
「ミノリ、大丈夫か?」
痛みに顔を歪めた実里を見て、康太は先へ進むことを止め心配する。
「まさか…」
「違っ…ずっと…してないから…」
途切れ途切れの声は艶を含んで、吐息混じりになる。
「残念…初めてかと思った。でもいいよ、初めてじゃなくてもミノリはミノリだからな。なんか夢みたいだ。
ずっとこうしたかった。」
ふわりと頬に触れた手が震えている。
「康太…?」
名前を呼ぶと、ピクリと反応する。
「マジやばい。…ミノリとセックスしてると思うだけでヤバくなる。」
切なそうに笑う康太の気持ちは、康太にしかわからないけれど。
ひとつになれた幸せは、2人一緒。
こんなにも幸せ。
陵と別れたのが20歳の時だから…やだもう、8年間ご無沙汰なの⁈
そりゃ痛い筈だわ…。
…なんて考えてた。痛いから、何とか違う事を考えてみたのだけど、無意味だと分かって辛い。
「ミノリ、大丈夫か?」
痛みに顔を歪めた実里を見て、康太は先へ進むことを止め心配する。
「まさか…」
「違っ…ずっと…してないから…」
途切れ途切れの声は艶を含んで、吐息混じりになる。
「残念…初めてかと思った。でもいいよ、初めてじゃなくてもミノリはミノリだからな。なんか夢みたいだ。
ずっとこうしたかった。」
ふわりと頬に触れた手が震えている。
「康太…?」
名前を呼ぶと、ピクリと反応する。
「マジやばい。…ミノリとセックスしてると思うだけでヤバくなる。」
切なそうに笑う康太の気持ちは、康太にしかわからないけれど。
ひとつになれた幸せは、2人一緒。
こんなにも幸せ。