伝わらない、伝えられない


ついさっき、


一人でベンチに座ってた時のことを思い返す。


悠斗の想いを聞いた今、悠斗達の前で平然を装うのはスッゴく辛くて。


それで少しでも気が晴れたらと思って、この場所へ来たのだけれど…


沈んだ気持ちが楽になることはなかった。


まだ一日目なのに、これがこれから先も続くのかな?


終わりが見えないこの状況が、果てしなくツラい。


終わりがあるとするならば、この想いが断ち切れた時だけーー


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