◇◆近距離恋愛◆◇
「いったーいっ!」
この痛み
原因は一つしかない
「おっ!噂をすれば影♪じゃ、また明日な〜」
亮也は逃げるようにその場を去っていった
あたしはすぐに振り返り、キッと睨み付ける
「痛いじゃないの!あんたのせいで美海の細胞何匹死んだと思ってるわけ」
絶対100万匹くらい死んでるし!!
全く手加減ないんだから
「ふっ。お前の細胞が全部死んだところで俺は困らない♪
つうか早く部活行くぞ」
な、なにおぉぉぉぉお?!ホントムカつく奴!
って、「あれ?もうこんな時間?早く行かなくちゃね」
時計を見るともう少しで部活が始まる時間
あたしは隼人の後に続いて部活へ向かった