◇◆近距離恋愛◆◇

一人、浮かれている間に、先生の話しは終わった様で

今日はもう帰れるらしい♪

｢じゃ美海、じゃあな！｣


｢あ、うん！また明日！｣


また爽やかなオーラをふりまきながら亮也は帰っていった



あ〜、やっぱ高校ってこおゆうもんだよね！


てかきっと、亮也と席となりって…


これって運命？


そんな風に無理矢理運命にしたがるのもあたしの悪い癖で…


｢美海？大丈夫？こっちに戻ってこーい！｣


ふと気がつけば結衣ちゃんがあたしの顔の前で手を降っている



｢あっ、ごめんごめん！全然妄想なんかしてないよ？｣


｢別に聞いてないし…


つうか、隣の男の子と仲良さそうに喋ってたじゃない！｣


結衣ちゃんはニヤニヤしながらあたしをつっついてくる