ここはどこ…?オレは誰だ?
2章: 決断の時
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あの男達がアンドロイドだと分かってから1時間が経過した。
俺達が参加する順番を決めるため委員長がくじを引きにいっている
委員長に廊下はどうなっているのか見てきて欲しいと頼んだ
それにくじの部屋は皆一緒らしい
そしてアンドロイドは顔が怖そうな男は委員長についていき
もう一人の方は教壇の上でただ突っ立っているだけ
クラスの奴らは珍しく皆自分の席についている
「あっ、あの」
と一番前の一番真ん中という最悪な席についている新垣 加奈子がアンドロイドに話しかけた。
新垣が声をだしているのは珍しい…
いつもは一人で黙々と本を読んでいる奴だから友達と話している姿は見たことない
だから声をあまり聞かない
だから皆加奈子を見ている
「…なんだ?」
「こ、この殺し合いはなんのためにやるのですか?