シルバーブレット
「解決したみてぇだな。良かったじゃねぇか。」
煌の言葉に少しムカついたが、おかげで場が和んだので、チャンスとばかりに煌に話し掛けた。
「あぁ。お前らの情報も一役買ってんだ。助かった、ありがとな。」
「!べ、別にお前の為じゃねぇよ。」
怪我をしている煌に皮肉を込めて言ったつもりが、滅多に見れない煌の笑顔と共に礼を言われて、柄にもなく桐也は照れて焦る。
「お宅の獅子王、ツンデレだったか?」
「知るか!」
「デレてる桐也さんもカッコいい。」
「「「(恋は盲目……。)」」」
桐也を見ながらうっとりする胡桃に、紅葉と梓凪と冬架の心の中の声が、誰かさんの代名詞と一致した。
中学の同級生で、22歳となった現在も付き合いのある3人だが、いまだに胡桃の好みは理解出来ない。
煌の言葉に少しムカついたが、おかげで場が和んだので、チャンスとばかりに煌に話し掛けた。
「あぁ。お前らの情報も一役買ってんだ。助かった、ありがとな。」
「!べ、別にお前の為じゃねぇよ。」
怪我をしている煌に皮肉を込めて言ったつもりが、滅多に見れない煌の笑顔と共に礼を言われて、柄にもなく桐也は照れて焦る。
「お宅の獅子王、ツンデレだったか?」
「知るか!」
「デレてる桐也さんもカッコいい。」
「「「(恋は盲目……。)」」」
桐也を見ながらうっとりする胡桃に、紅葉と梓凪と冬架の心の中の声が、誰かさんの代名詞と一致した。
中学の同級生で、22歳となった現在も付き合いのある3人だが、いまだに胡桃の好みは理解出来ない。