シルバーブレット
「それともう一つ。癒鼬組の構成員である蘇芽が、クラブ白雪 に頻繁に出入りしていたとの目撃情報が入りました。」
「蘇芽と烏田切は元渋鷺組。特に烏田切は参謀の手伝いをしていたらしくその頃から頭角を現していたようです。癒鼬組が猿組を動かしてたのは間違い無さそうですね。」
「ああ。」
「そのクラブにですね、扇崎がいたとの情報もありました。」
「害者がか?」
「はい。ただ、遊ぶというよりは飲んでるだけだったようですが。」
「蘇芽が頻繁に出入りしていたのなら、扇崎さんが覚醒剤の件で癒鼬組に行ったのはクラブで情報を得たからじゃないですかね?」
「だろうな。でも、クラブが怪しいとどっかで仕入れて行ったんだろう。結灰や報告を聞く限りクラブにいくような性格じゃないからな。」
「確かにそうですね。大元の情報源がどこかっていうことですよね。」
重要な情報は次々に入ってきたものの、核心に迫るようなはっきりとした情報がない。
状況証拠だけでは烏田切にのらりくらりとかわされてしまうのがオチ。
確実に落とせる物的証拠がなければならない。
「蘇芽と烏田切は元渋鷺組。特に烏田切は参謀の手伝いをしていたらしくその頃から頭角を現していたようです。癒鼬組が猿組を動かしてたのは間違い無さそうですね。」
「ああ。」
「そのクラブにですね、扇崎がいたとの情報もありました。」
「害者がか?」
「はい。ただ、遊ぶというよりは飲んでるだけだったようですが。」
「蘇芽が頻繁に出入りしていたのなら、扇崎さんが覚醒剤の件で癒鼬組に行ったのはクラブで情報を得たからじゃないですかね?」
「だろうな。でも、クラブが怪しいとどっかで仕入れて行ったんだろう。結灰や報告を聞く限りクラブにいくような性格じゃないからな。」
「確かにそうですね。大元の情報源がどこかっていうことですよね。」
重要な情報は次々に入ってきたものの、核心に迫るようなはっきりとした情報がない。
状況証拠だけでは烏田切にのらりくらりとかわされてしまうのがオチ。
確実に落とせる物的証拠がなければならない。