最強と恋愛。
「嫌です。」

「なんで!?」

あたしは振り返り

「なんで付き合わないといけないんですか!?」


そう叫んだ。


当たり前だ。


今まで何度か告白はされたが相手が最高だったことは一度もない。



まっぴらゴメンだ。


「いいじゃん。俺強い子好きだし。」


鬱陶しい奴だ。



諦め悪いなコイツ。


あ、っと思いついた。


「では提案があります。」


「提案?何?」

「あたし好みの男性は自分より強い人がいいんです。」





そう。あたしはどうせ付き合うなら強い人がいい。



女の子なら当然だろう。
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