最強と恋愛。
「だから、あたしに柔道で一本取れたらいいですよ。」


そう言うとポカーンと顔をして
「はい?」

っと言った。


当たり前だ。



いきなり柔道で一本取れだなんて。驚くだろう。





だからあたしはこの条件を付けた。

「期間は2週間以内で、ただし、チャンスは1回ですよ。」





「貴方が勝ったらお付き合いしますが、負けたら諦めてもらいます。」



絶対不可能だろう。


いい終えると最高はフッと笑い、


「いいよ。受けてたつよ。その勝負。」


っと言い、あたしに近づき


「ぜってー勝ってやるよ。」



勝つ気で言い。階段を降りた。


あいつの息はいちごの匂いがした。


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