最強と恋愛。
「じゃあさ、改めて自己紹介するなっ
俺、2-A最神高宗。よろしく!」


あ、コイツ同じクラスなのか。



今更気づいた。そもそもクラスに興味ないし。


「えっと、同じく2-A最村強子。」


すると最神は知ってるし(笑)っと笑ってきた。



でしょうね。そう思った。



あたしは更衣室に向かった。





「あ、あと一言言っとくよ。」



あたしはふと、振り向き


「あたしは最神を一生好きにならないから。」



そう言って前を向いた。歩き出すと



グイッ



右手首を後ろから掴まれ引っ張られた。




すると、口に最神の口が触れた。



柔らかく少し熱い。


初めての感触だった。




なんなのこれ?



これがキスなの?





プハッ




口と口が離れた。




顔が見る見る赤くなっていた。





「!?」




最神は手を放しそのまま男子更衣室に入っていった。


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