最強と恋愛。
「終わったか?」

声をかけると

「ん。終わった。」

少しドキドキしながらカーテンを開けた。

そこにはさっきまで男みたいだった奴が女の子になっていた。

すげぇ、似合ってる。

最村自身も顔を赤く染め上げうつ向いていた。


「・・・あの、これ・・・その・・・」


「似合ってる。すげぇ、似合ってる。」


今の俺はきっと満面の笑みだろう。そう最神は悟りながら最村を見つめた。

「でも、俯いてないで前をみろ。」

最村のうつむいた顔をグイッと持ち上げた。
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