最強と恋愛。
「ソイツ。俺の女なんだけど。」

聞きなれた声が男の後ろから聞こえた。


男はすぐに後ろを向き俺の女発言した奴を見た。

「チッ。男連れかよ。てめーら行くぞ。」

そう言って去って行った。


最村は俺の女発言した奴に一礼した。


「ありがとう。助かったよ。最神。」


俺の女発言した奴は最村の彼氏(仮)最神だった。


「何絡まれてんだよ!いきなり居なくなって心配かけんな。」


最村の頭に手を当てながらそっぽを向いた。



なんだコイツ?なんでこっち向かないの?



最村は最神の動作に疑問を抱きながら顔を見た。



「どうしてそっぽ向くの?」


「なっ!向いてねぇ!」


「あっそ。なら帰ろう。」


「はっや!?まぁそうするか」




そうして初デートは幕を閉じた。

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