二番目の女。


『…おかえり』



「彩海、お帰り」




持つよ、なんて言い彩海の買ってきたものを全て持ち、リビングに運ぶ彼は、まさしく優しく、それは愛だ



「…胡桃?行くよ」



『あ、うん』




「彩海ちゃん特製のハンバーグを作ります♪」


ニコッとかわいらしく笑う彩海に笑い返す


『楽しみにしてる!』




任せて!なんて返し、スキップをしていく姉の姿を見て、また、小さく笑みを作った










修平さんの言葉は、結局なんだったんだろう―――…




こんな事されたら



諦めつかないじゃん…
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