二番目の女。





*****



ん、と目が覚めると、隣にはもう誰もいなかった




もう少し寝ようかな、なんて思ったけど颯太にメールを返すのを忘れてて思い体を起こしながらも携帯を開いた




『…はあ、』


思わず出てしまう溜息はこのメールを見てしまったからな訳で




[今日はどうもありがとう。

大好きです。


大切にします!]




[打ち上げなう(^o^)/


疲れて眠ってんのかな~?大好きだぞ]




[おーい]





午前中に彼と別れて、ご飯を食べたり修平さんと…してしまったし、時計の短い針は、7を指していた





[修平って奴と会ってんの?]



…そうだ、そうだ




私は颯太を裏切っている



やっと1ヶ月たったのにもかかわらず、私は他の男に抱かれていた




これは浮気とゆうのだろうか


でも、なんだかそれはそれでどうでもいい気がしてしまった





修平さんが戻ってきた、それが嬉しくって嬉しくて、本当に悪いと思ってない自分に嫌気がさして、あることを思った






…颯太と別れよう
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