二番目の女。
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ん、と目が覚めると、隣にはもう誰もいなかった
もう少し寝ようかな、なんて思ったけど颯太にメールを返すのを忘れてて思い体を起こしながらも携帯を開いた
『…はあ、』
思わず出てしまう溜息はこのメールを見てしまったからな訳で
[今日はどうもありがとう。
大好きです。
大切にします!]
[打ち上げなう(^o^)/
疲れて眠ってんのかな~?大好きだぞ]
[おーい]
午前中に彼と別れて、ご飯を食べたり修平さんと…してしまったし、時計の短い針は、7を指していた
[修平って奴と会ってんの?]
…そうだ、そうだ
私は颯太を裏切っている
やっと1ヶ月たったのにもかかわらず、私は他の男に抱かれていた
これは浮気とゆうのだろうか
でも、なんだかそれはそれでどうでもいい気がしてしまった
修平さんが戻ってきた、それが嬉しくって嬉しくて、本当に悪いと思ってない自分に嫌気がさして、あることを思った
…颯太と別れよう