二番目の女。
次の日も、その次の日も、武とご飯を共にして彼は仕事に向かう
でも夜は10時前には帰ってきて――…
一緒にご飯を食べた
携帯の電源はもう切っていいと言われて、あれから画面は真っ暗なまんま
連絡をとらなくてもしっかり約束を守ってくれる彼と一緒にいるとすごく落ち着いてられた
「あ、胡桃」
『…ん?』
もう寝よう、そんな会話になってベットに入ったら武が突然口を開いた
「――もう、ずっと一緒に住んじゃう?」
なんて重要な事を軽い感じで話した
『そうだね、それもいいかもね』
クスッと笑い返して目をつぶった
この気持ちは本気にしちゃいけない
この関係は崩しちゃいけない、そんな気がしたから