二番目の女。
ここは、彼、修平さんの部屋…。


修平さんの彼女は、私の姉の彩海


彩海と私は二人暮らし



『…はぁ』



昨日の関係もあった通り、私は修平さんが好きだ。

修平さんは彩海が好きだ。

彩海は…勿論、修平さんが好きだ。




姉の彩海は何も知らない。



私と修平さんの関係を――…





『はぁ…』


二度目のため息が出たとき、ピンポーンと音がした。


『…、』



こういう時は、出るべきなのか


『んー…』



いいや、シカトしよ

そういって布団をまた被った時に

ピンポーンピンポンピンポンピンポーン


『…』


何度も押されるチャイム
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