二番目の女。
「…意味、わかんね」


馬鹿みてぇと小さく笑う彼


まあ、ここで流すのが最適かもしれない。


『修平さん、』


「ん」



『好きなら好きっていうべきですよ。自分の気持ちを隠すなんて勿体ない』

私のまっすぐな目に彼は驚きつつも、"好き"の二文字を出す事はなかった

ご飯を食べ終わり、10分くらい携帯をイジり終わったあと修平さんは携帯をテーブルの上においてから私を見た




「…じゃ、シよ」



『えっ…まだ昼ですよ』




「何?やなの?」



『…や、じゃないです』



その返事を聞いてからニヤッと笑ったあと、


『わわ』

私をお姫様だっこして、ベットに倒した




「じゃあ、今日と明日ははなさねーから」

修平さんはそう言ったあと、私を抱いた。








行為が終わって、意識が朦朧する中、修平さんが耳元でささやいた。



「…俺、これからは遠慮なく彩海が好きっていうな」



残酷な一言を
< 52 / 179 >

この作品をシェア

pagetop