二番目の女。
「そう、俺修平の家に忘れ物しちゃって取りに行くから途中までおくるよ」
『…、』
な、なんですと
こんな事ってあるのだろうか、いや、あるのか
修平さんの家に泊まっておこうと思っていた私は、何とも言えない
ん?と不思議そうに首をかしげる彼に、ありがとうございます なんて笑って
彼が帰ったら修平さんの家に戻ればいいか、
彼と二人で歩いた。
「――ねえ」
『はい!?』
「あれから、修平とどうなったの」
『…』
あれから、2週間前と対して変わらない
隣にいる彼が帰ったあとに私も家に戻り、その1週間後に家で愛を確かめ合い、三日前にも会った
そのあとすぐに彩海の所に行き、二日連続で泊まる、という有様だ
「まあ、そんなすぐにはあきらめられないよなあ…」
『…』
「んじゃ、ここ曲がれば修平の家だからさ、ここまでね。バイバイ」
『…ぁ、はい』
彼を見送ったあと、コンビニに足を運んだ