二番目の女。





頭がポカポカする





――ピタッ

冷たい手が私に触れる



気持ちいい…




ずっとこのままで――…






唇に温かい感触があたった



『――ッ』


…これは







目を覚ますと


「あ、わり…」




私服に着替えた颯太だった




『な、今』


――キスしたよね?



「お前の寝顔が可愛くて、つい」

ペロッと赤い舌をだし自分の唇をなめる彼の色気は異常だ




『…でも』


「別にいいじゃん。キスの1つや2つ」


『そう、だよね』


何度も修平さんとはキスもしたし

減るもんじゃ、ないよね





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