スレイブプリンセス

それに私もついていく。

裸足だから階段がとても冷たい。

それを我慢して、長い階段を上って行くとまた光が見えた。

久しぶりの光に眩しく感じ、目を細める。

階段を登り終わると女性がバラバラに行動し始めた。

自分の仕事にも行くのだろう。だけど今日奴隷として来た私はわからなく、キョロキョロと周りを見ていると、サイエに呼ばれた。

「サン!あんたは今日から奴隷だしやることはわからないだろう。だから簡単な仕事をあげるよ。」

私はこくりと頷く。

「これはこの屋敷の洗濯物だ。そこの角を左に行くと、庭があるんだ。そこに干すとこもあるから子供達と一緒にやってくれないかな?」

「…わかったわ…。まかせて…。」

私の返事を聞くとサイエは、私に大量の洗濯物が入った籠を渡しよろしくと言い、自分の仕事場へ行った。

私はしゃがんで、洗濯物を手伝ってくれる三人の女の子と視線を合わせた。
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