スレイブプリンセス
そう言うと、少女はりんごの木から下り、ドレスをはたいた。

「イヴ様、もう勝手にどこにも言ってはだめですよ!」

「はぁーい」

そんな光景をみて少年は微笑する。

「あ、エデン王子…様?私の事は言わないでくれて、ありがとう。これお礼!」

そう言い、エデン王子と呼ばれる少年にりんごを手渡す。

それをみてエデンはもっと笑う。

そんなエデンをみて少女は訳の分からない顔した。

「お前面白いな!木にお礼言った、うちの城のりんご勝手にとって、俺に返すとか本当面白いな。」

「あ!そっか、ごめんね。今度ちゃんとお礼するよ。木も生きてるんだからお礼言うのは当たり前だよ!あ、でも王子様だからこのままじゃ、りんご食べれないよね」

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