スレイブプリンセス

私は三人に小指を立てた。

「約束するわ。」

「「うん」」

三人も私の小指に自分の小指を絡ませた。

絡ませたのと同時に3人は歌を歌った。

「「「指切りげんまん、嘘ついたら針千本のーますっ指切ったっ!」」」

歌が終わったのと同時に指を離す。

「その曲なぁに??」

「サンお姉ちゃん、知らないの?これはね、約束するときに歌うお歌なんだよ!」

「そうなの?初めて聴いたわ。」

「サンお姉ちゃんは記憶をなくしてるから、覚えてないのかもしれないねっ。」

私は頷く。

「うん。それじゃあ、次何やればいいか聞きに行こうか?」

「うん!」

リズムの元気な声につられ、あとの二人も返事をする。






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