スレイブプリンセス
バイオが連れて行ったとこは、イヴの大好きな場所花畑だった。
そして、その花畑に横たわる少女と少女の横で泣く少女のメイドのメルがいた。
エデンはすぐに少女のそばに近寄った。
「エデン様…っ…申し訳ありませんっ。私がイヴ様を見ていなかったからこんなことに…っ」
「いや、お前のせいではない…」
「ですがっ…」
「そんなことったら、俺もイヴを見てなかった…」
「…俺もだ。」
バイオが口を挟む。
そしてメルの肩を抱く。
「お前は悪くない。」
バイオが優しくメルに言う。
「…っ!ひっく…っ…イ…ヴさまぁぁぁあっ!」
そしてメルはバイオの胸の中で泣き叫んだ。