スレイブプリンセス

エデンが向かったのは一つの部屋。

扉を開けると、部屋の真ん中に一つの棺桶があった。

その棺桶に横たわるのは花に包まれたイヴだった。

エデンはイヴのそばまで近寄り、しゃがむ。

そして、イヴの髪の毛を一束持ちキスをする。

「目を閉じてれば、お前はただ眠っているみたいなのにな。」

イヴが死んだということを今だに信じられないエデン。

そのとき、ドアのノックする音が聞こえた。

「エデン様。メルでございます。」

「入れ。」

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