スレイブプリンセス
エデンはまたイヴのそばへ近寄り腰を落とした。
「イヴ…。俺はお前と永遠の別れをするつもりなんかない…。」
イヴの頬を撫でながら、そう言う。
「…魔王になれないのなら、このままイヴの跡を追うのもいいかもしれないな。」
微笑するエデン。
「イヴ、いつまでもお前を愛している…。俺は…お前がいないと生きていけない…。なんでお前が死ななきゃいけないんだ!」
いつの間にかエデンの瞳からは涙が零れ落ちる。
「俺はもっともっとお前と一緒にいたかった!…お前がいなくなって本当の大切な存在に気づくなんて俺はバカだな…。」