スレイブプリンセス

外から聞こえた声は先程の兵士の声。

「ラスフォール様。」

ラスフォールは顔をムッとし、私との行為をやめた。

「なんだ…。」

「クロスロード様のお屋敷へ行くお時間です。」

「ああ…。そうだったな…。」

彼は舌打ちをし、私から離れて行く。
それに私は安堵する。

しかし、ドアの前で私の方を向いた。

「今夜は無理だが、今度必ずお前をすべて奪ってやるから覚悟してろ。」.

そう言い、部屋から出て行った。
私は彼の最後言った言葉に震えた。
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