*誰よりも大切なひと* ~炭酸水の恋が詰まった宝箱~
そう言って優美の顎をクイッと上げる 優美はちょっと怖いけどうるうるの目で彼を見上げた 「っ…お前…誘ってんの?」 「えっ?誘うって…?」 ちょうどその時予鈴がなった 「お前らぁー!遅刻したら居残りさせるぞー!」 生徒指導の先生が叫んでる 「ヤバいっ!優美!急ごう」 「うんっ」 最後に頭を下げてから行った 「何なんだよアイツ…」 とかすかに聞こえた