危険なキス
 
「ご心配なく。これからはちゃんとオンオフ切り替えますから」

「期待してるよ、紫乃ちゃん」

「きゃあっ!!!」


一瞬だった。
湯浅先生は背中に手を回したかと思うと、パチンと服の上からブラのホックをはずしたのだ。


「じゃあ、今日はここまで。
 また来週な」

「……」


やっぱり嫌いだ、こんなセクハラ男……。

あたしは両腕でブラを抑えながら、この男を睨むことしか出来なかった。
 
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