闇に咲き誇る桜





さて、話を戻す。



今ではすっかり男として生活するのにもなれて、日々の思考や行動まで男にそまりつつあった。


そんな俺の最近の悩み事は、喘息のほかになにやら病を抱えているらしいということだ。


まぁ、気にしないようにはしているが、たまに体調を崩すことがある。



夜「はぁ・・・。  少し熱があるなぁ。

なんか気持ち悪いけど、あんみつ食べたい。」


ということで、甘味処へ行くことにした俺は荷をまとめ宿を出た。




あれ?


向こうの通りが騒がしい・・・。



夜「すこし行って見るか!」





この気まぐれが、俺・・・いや、私の運命を大きく変えることになるとはまだ誰も知らなかった。






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