闇に咲き誇る桜
(さすがにあそこでは食べにくい。
今日はどこであんみつを食べようかな・・・。)
俺は近くの甘味処であんみつを食べ、その足で河原へと向かった。
(はぁー。ここでならいいか・・・。めんどくさい。)
夜「そこに隠れている方々は、私に何か御用ですか?」
?「ふふっ さすがですねー。よく僕たちに気づきましたね?
いつからわかっていたんですか?」
??「・・・・・。」
そういいながら、陰から二人の男が出てきた。
一人は嘘っぽい笑顔を仮面みたいに貼り付け、もう一人は無表情。
まぁ、顔のことは人のこと言えないけど、印象は正反対。
一つ共通点があるとすれば、すきがないってところかな・・・。
(まったく、こんな調子悪い時に厄介なものにつかまったな・・・。)
夜「あなた方は、騒ぎのあった茶屋にいらっしゃいましたよね?」
そう答えると、無表情っだった男の眉間にしわが寄った。
*