闇に咲き誇る桜
・・・ 沖田 said ・・・
・・・ 沖田 said ・・・
今日の巡察は、僕と一君のところ。
だから一君と町を回っているんだけど・・・。
あー、ひま。
もうそろそろ巡察も終わるし・・・。
そう思った僕は、しょうがないから一君も誘って一緒に甘味所へ行ってあげることにした。
沖「一君、甘味所へ行きましょう!!」
一「・・・。かまわないが、まだ副長への報告が残っている。後にしろ。」
沖「えー。そんなの隊士に任せればいいじゃないですか!」
一「そういうわけにはいかない。」
沖「(まったく、一君は真面目だなー。こうなったら奥の手だね。)
ふーん、そうですか。残念ですねー。そこの甘味所、蕎麦もあるのに・・・。」
一「・・・しょうがない。おい、お前!副長への報告、頼んだぞ!!」
フフッ。
一君でも蕎麦には勝てないか・・・。
ほーんと、好きだねー。
沖「君たちも、もう帰っていいですよ!!
報告はきちんとしてくださいねー!」
道もわからないくせに、どんどん先に行く一君を追いかけながら店に入った。
そこで僕は甘味を、一君は蕎麦を頼んだ。
ちょうどそれを食べ終わったころ、突然店が騒がしくなった。
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