闇に咲き誇る桜





道場についた俺たちは、いったん稽古を中断させて入隊試験をすることにした。



こいつの見た目からして、落ち着いてはいるが十四,五の餓鬼だと思う。


とりあえず、隊士五人でいいと判断した俺は適当に声をかけた。





だが俺の判断が気に食わないのか、殺気を少し混ぜながら隊士全員でいいと挑発してきた。





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