君が好きだから嘘をつく
時が止まる瞬間
ここ何日か健吾が変だ・・・
2・3日前?もっと前?何か・・あったのかな?どうしても視線が向いてしまう。
朝声かけても少し笑顔で『おはよう』って答えるだけ。
でもその笑顔はいつもの健吾の笑顔じゃない。口だけ笑ってるだけ。
その笑顔に気付いたのは確か・・3日位前。
「健吾、おはよう!」
朝、駅の改札で少し前を歩く健吾を見つけたので、走り寄って少し後ろから声をかけた。
いつもなら振り向いて気心知れた笑顔で『おはよ』って返してくるのに、少しだけ振り向いていつもより低いトーンで『おはよう』と答えて、また前向いて歩き始めたんだ。
その後いくら話を振ってもほとんど乗ってこなかった。
あの時は、『あれ?機嫌悪い?』って思っただけだったけど、それからずっと同じ感じ。
『何かあったの?』って聞いても『いや・・別に』って言うだけ。
見ていると仕事もちゃんとしてるし、みんなと会話もしている。でも淡々としている感じで、いつもの健吾と違うって思う。
何があったのかこれといって浮かばない。
あとは・・伊東さんと何かあったのかな?
月曜日は伊東さんと仲良く休憩スペースで話していたんだ。
私は英輔と会うために先に帰ったからその後のことはわからない。
その次の朝、健吾があんな感じになっていて・・・今日はもう金曜日、そんな健吾が気になりながらもやらなきゃいけない仕事はたくさんある。
定時を過ぎて会社に戻ると休憩スペースにいた咲季先輩に呼び止められた。
2・3日前?もっと前?何か・・あったのかな?どうしても視線が向いてしまう。
朝声かけても少し笑顔で『おはよう』って答えるだけ。
でもその笑顔はいつもの健吾の笑顔じゃない。口だけ笑ってるだけ。
その笑顔に気付いたのは確か・・3日位前。
「健吾、おはよう!」
朝、駅の改札で少し前を歩く健吾を見つけたので、走り寄って少し後ろから声をかけた。
いつもなら振り向いて気心知れた笑顔で『おはよ』って返してくるのに、少しだけ振り向いていつもより低いトーンで『おはよう』と答えて、また前向いて歩き始めたんだ。
その後いくら話を振ってもほとんど乗ってこなかった。
あの時は、『あれ?機嫌悪い?』って思っただけだったけど、それからずっと同じ感じ。
『何かあったの?』って聞いても『いや・・別に』って言うだけ。
見ていると仕事もちゃんとしてるし、みんなと会話もしている。でも淡々としている感じで、いつもの健吾と違うって思う。
何があったのかこれといって浮かばない。
あとは・・伊東さんと何かあったのかな?
月曜日は伊東さんと仲良く休憩スペースで話していたんだ。
私は英輔と会うために先に帰ったからその後のことはわからない。
その次の朝、健吾があんな感じになっていて・・・今日はもう金曜日、そんな健吾が気になりながらもやらなきゃいけない仕事はたくさんある。
定時を過ぎて会社に戻ると休憩スペースにいた咲季先輩に呼び止められた。