太陽と月
そして、思い知った―――
大西主任の藍原さんを想う強さを
きっと、私が想像している以上に
主任は藍原さんの事を想っている
例え、辛い事が起きても
悲しい事が起きても
何度涙を流して、変わらない未来に絶望しても
それでも、主任は藍原さんを想い続ける
忘れるれる事なんて、きっと主任の選択肢にはないんだ
「1ミリどころか、隙間すら作ってもらえなかった」
主任の心は、今も昔もこれからも
きっと藍原さんだけのもの
運命の相手だと思えた
藍原さんだけのもの
「私なんて、初めから映ってなかったんだね」
あの人の瞳には、きっと私なんて映らない
映っていたと思っていたのは
私だけ