俺の彼女になってもいいよ?~永遠に~
「港ぉ?」


私は港のお母さんに部屋に案内してもらって、部屋をノックする。


しーん


あ、そういえば、コンビニ行ってるって言ってたわ。


私は小さく「お邪魔します」とつぶやいて部屋にはいった。


変なの。


港の部屋なんて、小さい頃から何度も入ってるのに、いまだにこの部屋に慣れない。


きっと港の匂いが詰まってるからだ。


くんくんと匂いを嗅いでみる。


あー…この匂いすきだなぁ。


落ち着く。


なんて思っていると…


「そんないい匂い?俺」


ビックぅぅぅッ


背後から聞き覚えのある声がする。


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