Since we were born
ほうきがカラカラと転がった。




やっぱりか……
子供ながらにわかっていたんだと思う。
私はゆうきにとって“女の子”じゃないことは。



それでも優しいゆうきは決してあの状況でも“嫌い”とは言わなかったんだ。
でも今思うとゆうきの発言は、ある意味1番辛い言葉でもあった。
< 32 / 88 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop