最大の出来事
育実と悠が心配しながら話していて、璃穏は廊下を見ている。
いつも購買で昼食を買ったら、すぐに飛んで帰ってくるのに、二人とも帰ってこない。
一桜の携帯電話にメールを送ることを考えたが、調子が悪いことを言っていたことを思い出して、そうしなかった。
「今来さんと一緒なのかな?」
「どうなんだろう?」
二人が出て行ったところを見ていなかったので、わからないまま。
そんな話をしていると、クラスメイトの一人が二人が外へ行ったところを見たらしく、そのことを教えてくれた。
しばらくして二人が教室に戻ってきたので、話しかけたかったものの、次の授業の先生がとっくに教室に入ってきていたので、そうすることができずにいた。
「はぁ・・・・・・」
「今来さん、今日全然話すことができなかったね。育ちゃん」
「うん・・・・・・」
授業が終わった後もいつもより会話が短く、用事がある一桜はさっさと行ってしまった。
一桜の様子がおかしいことに気づいている育実は潤一に話を聞くことにした。
「種房君!」
階段を上り終えた潤一と目が合って、名前を呼びながら駆け寄った。
「いくみん!どうしたの?」
「あの、一桜ちゃんのことでちょっと・・・・・・」
いつも購買で昼食を買ったら、すぐに飛んで帰ってくるのに、二人とも帰ってこない。
一桜の携帯電話にメールを送ることを考えたが、調子が悪いことを言っていたことを思い出して、そうしなかった。
「今来さんと一緒なのかな?」
「どうなんだろう?」
二人が出て行ったところを見ていなかったので、わからないまま。
そんな話をしていると、クラスメイトの一人が二人が外へ行ったところを見たらしく、そのことを教えてくれた。
しばらくして二人が教室に戻ってきたので、話しかけたかったものの、次の授業の先生がとっくに教室に入ってきていたので、そうすることができずにいた。
「はぁ・・・・・・」
「今来さん、今日全然話すことができなかったね。育ちゃん」
「うん・・・・・・」
授業が終わった後もいつもより会話が短く、用事がある一桜はさっさと行ってしまった。
一桜の様子がおかしいことに気づいている育実は潤一に話を聞くことにした。
「種房君!」
階段を上り終えた潤一と目が合って、名前を呼びながら駆け寄った。
「いくみん!どうしたの?」
「あの、一桜ちゃんのことでちょっと・・・・・・」