最大の出来事
携帯電話を持ったまま、普段着に着替えるため、部屋に戻ることにした。着替え終わって食事の準備をしている頃に空夜が家に帰ってきた。
「ただいま・・・・・・」
「おかえり」
空夜はちょっと疲れているようなので、冷蔵庫から麦茶を出して、それを差し出した。
それ受け取った空夜は一気に飲み干して、グラスをテーブルの上に置いたので、もう一度麦茶を注いだ。
「はぁ・・・・・・」
「運動でもしていたの?」
「ちょっとな・・・・・・」
空夜は今日財布を忘れてしまったので、飲み物を買うことができなかった。
育実が空夜の分も弁当を作っていたので、昼食に困らなかった。
「財布、どこに置いているの?」
「休日に出かけるときに持って行く鞄だ」
空夜は前にその鞄を持って、一人で買い物に出かけていたから、鍵をそのままにしていたようだ。
「腹減ったな・・・・・・」
「空夜・・・・・・」
夕食までまだ時間があるので、もう少しだけ待つように言うと、冷蔵庫の中を覗き込む。
その中から出したものはフルーツゼリーだったので、育実は何も言わなかった。
「育実も食べたいのか?」
「ううん、私はいい・・・・・・」
「そうか?」
璃穏にも食べるかどうか確認をして、彼も同じようにそれを断った。
「ただいま・・・・・・」
「おかえり」
空夜はちょっと疲れているようなので、冷蔵庫から麦茶を出して、それを差し出した。
それ受け取った空夜は一気に飲み干して、グラスをテーブルの上に置いたので、もう一度麦茶を注いだ。
「はぁ・・・・・・」
「運動でもしていたの?」
「ちょっとな・・・・・・」
空夜は今日財布を忘れてしまったので、飲み物を買うことができなかった。
育実が空夜の分も弁当を作っていたので、昼食に困らなかった。
「財布、どこに置いているの?」
「休日に出かけるときに持って行く鞄だ」
空夜は前にその鞄を持って、一人で買い物に出かけていたから、鍵をそのままにしていたようだ。
「腹減ったな・・・・・・」
「空夜・・・・・・」
夕食までまだ時間があるので、もう少しだけ待つように言うと、冷蔵庫の中を覗き込む。
その中から出したものはフルーツゼリーだったので、育実は何も言わなかった。
「育実も食べたいのか?」
「ううん、私はいい・・・・・・」
「そうか?」
璃穏にも食べるかどうか確認をして、彼も同じようにそれを断った。