最大の出来事
璃穏が脱出したことを知らない不良達はさすがにやり過ぎたのではないかと、急に怖くなってその場から逃げようとしたところ、騒ぎを聞きつけたパトカーと消防車が来て、彼らは逮捕された。
「お風呂に入るときとか、痛いよね?」
「ううん、大丈夫だよ。ごめんね、驚いたよね?育実ちゃん」
申し訳なさそうに謝るので、聞き逃すところだった。
「驚いたよ・・・・・・待って!今、何て言ったの!?」
「大丈夫」
「その後!」
「ごめんね?」
一番聞きたいことが聞けないので、育実はイライラしていた。
一緒に生活していても、璃穏と会話が噛み合わないことがときどきある。
「そうじゃなくて、名前!」
「名前ね。嫌だった?」
「嫌じゃないよ!ただ、驚いて・・・・・・」
璃穏は育実が呼び方を気にしているのだと勘違いして、別の呼び方にした。
「じゃあ、育ちゃん?」
「もう何でもいいです・・・・・・」
璃穏に新しいニックネームを決められて、育実は項垂れるしかなかった。
そんな育実に璃穏はあるお願いをした。
「あのさ、俺にも弁当を作ってくれない?」
「はい!?」
「いいの!?ありがとう!!」
「お風呂に入るときとか、痛いよね?」
「ううん、大丈夫だよ。ごめんね、驚いたよね?育実ちゃん」
申し訳なさそうに謝るので、聞き逃すところだった。
「驚いたよ・・・・・・待って!今、何て言ったの!?」
「大丈夫」
「その後!」
「ごめんね?」
一番聞きたいことが聞けないので、育実はイライラしていた。
一緒に生活していても、璃穏と会話が噛み合わないことがときどきある。
「そうじゃなくて、名前!」
「名前ね。嫌だった?」
「嫌じゃないよ!ただ、驚いて・・・・・・」
璃穏は育実が呼び方を気にしているのだと勘違いして、別の呼び方にした。
「じゃあ、育ちゃん?」
「もう何でもいいです・・・・・・」
璃穏に新しいニックネームを決められて、育実は項垂れるしかなかった。
そんな育実に璃穏はあるお願いをした。
「あのさ、俺にも弁当を作ってくれない?」
「はい!?」
「いいの!?ありがとう!!」