最大の出来事
都合の良い聞き違いをして、話を先に進めないでほしい。
「ちょっと待って!どうして作ってほしいの!?」
「だって、育ちゃんの手料理が予想以上に美味しいから」
璃穏はご飯を食べるときにあまりおかわりをしないが、育実の手料理を食べてからおかわりをするようになった。
食事の準備や片づけを手伝ってくれるので、育実は前より楽になっていた。
「よろしくね、育ちゃん」
「空夜と同じ週二だよね?」
育実は弁当を作る回数を恐る恐る確認する。
「毎日がいいな」
「無理です!」
「そんなことを言うの?俺を階段から突き落とした女の子は誰?」
まさか璃穏に脅迫をされるとは思わなかった。大人しい男子だと思っていたら、こっちが本性なのかと育実は疑いたくなった。
育実が自分の頭を抱えながら唸っていると、璃穏は咳払いをした。
「育ちゃん、そろそろ風呂に入ってもいい?」
「本当に毎日は無理だから!」
育実はさっきの弁当の話で頭がパニック状態だった。
「・・・・・・何の話?」
「さっきの弁当の話だよ!」
「育ちゃん、俺の裸が見たいから、ここにいようとしがみついているの?うわぁ・・・・・・」
「ちょっと待って!どうして作ってほしいの!?」
「だって、育ちゃんの手料理が予想以上に美味しいから」
璃穏はご飯を食べるときにあまりおかわりをしないが、育実の手料理を食べてからおかわりをするようになった。
食事の準備や片づけを手伝ってくれるので、育実は前より楽になっていた。
「よろしくね、育ちゃん」
「空夜と同じ週二だよね?」
育実は弁当を作る回数を恐る恐る確認する。
「毎日がいいな」
「無理です!」
「そんなことを言うの?俺を階段から突き落とした女の子は誰?」
まさか璃穏に脅迫をされるとは思わなかった。大人しい男子だと思っていたら、こっちが本性なのかと育実は疑いたくなった。
育実が自分の頭を抱えながら唸っていると、璃穏は咳払いをした。
「育ちゃん、そろそろ風呂に入ってもいい?」
「本当に毎日は無理だから!」
育実はさっきの弁当の話で頭がパニック状態だった。
「・・・・・・何の話?」
「さっきの弁当の話だよ!」
「育ちゃん、俺の裸が見たいから、ここにいようとしがみついているの?うわぁ・・・・・・」