最大の出来事
本人を目の前にして本当のことを言うことができないので、何を言うべきか考えていると、先に璃穏が声を出した。
「今来さん、よく係の仕事を阿佐部君の分までやるから偉いなって・・・・・・」
「そうよ!この間も黒板に必要なものを書くように言ったのに、忘れちゃってさ!少しは真面目にやってよ!」
いつも都合の悪いことを忘れるので、友希は一桜によく注意をされる。
「わ、わかった!気をつけるから・・・・・・」
「絶対だからね?」
一桜が育実のところへ戻ったので、友希と璃穏は深い溜息を吐いた。
「危なかったね・・・・・・」
「俺はしっかり怒られたじゃねぇか!」
「それは阿佐部君が悪いから・・・・・・」
何も言えなくなった友希がふと時計を見ると、もうすぐでチャイムが鳴る時間だった。友希と璃穏は慌てて、自分の昼食を食べたので、何度か咳き込んでいた。
璃穏が昼休みの会話の内容を育実に話すと、自分のことをしっかりと見られていたので、ちょっと恥ずかしかった。
「こんな話をしていたんだ・・・・・・」
「そうなんだ、璃穏君は結局、好きな女の子のタイプを言わなかったんだね」
「言う時間がなかったからね」
「今来さん、よく係の仕事を阿佐部君の分までやるから偉いなって・・・・・・」
「そうよ!この間も黒板に必要なものを書くように言ったのに、忘れちゃってさ!少しは真面目にやってよ!」
いつも都合の悪いことを忘れるので、友希は一桜によく注意をされる。
「わ、わかった!気をつけるから・・・・・・」
「絶対だからね?」
一桜が育実のところへ戻ったので、友希と璃穏は深い溜息を吐いた。
「危なかったね・・・・・・」
「俺はしっかり怒られたじゃねぇか!」
「それは阿佐部君が悪いから・・・・・・」
何も言えなくなった友希がふと時計を見ると、もうすぐでチャイムが鳴る時間だった。友希と璃穏は慌てて、自分の昼食を食べたので、何度か咳き込んでいた。
璃穏が昼休みの会話の内容を育実に話すと、自分のことをしっかりと見られていたので、ちょっと恥ずかしかった。
「こんな話をしていたんだ・・・・・・」
「そうなんだ、璃穏君は結局、好きな女の子のタイプを言わなかったんだね」
「言う時間がなかったからね」