君だから。



「おい、梨奈...お前大丈夫か?顔色悪いぞ?」





教室の前でばったり会った珪だけど...






『何でもない!!ほっといて!!」






何も食べてないのと寝不足でイライラしたまま珪にそんな言葉を発してしまった。








そんな私に...






「梨奈、ちょっと来い。」








『えっ...なんでよ!!』







珪は黙って私の手を掴んで私達が居る教室から離れた空き教室に連れて越させた。











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